
フェイスブックで、活動状況を報告中!
子供の貧困問題は、将来のために、社会全体で取り組むべき問題です
日本では、7人に1人の子供が貧困状態にあると言われています
毎日の食事が給食だけ。
晩御飯はいつも一人ぼっちで食べている。
経済的な理由で、修学旅行に行けない、部活動に参加できない、塾に通えない。
進学のチャンスも狭められてしまう。
子供たちが育った家庭環境によって、「当たり前」の生活を営むことができずに、やりたいことをあきらめ、
さびしい思いをしている子供がたくさんいます。
でも、「今の時代に、そんな子がいるのか」と思われる大人が多いのが現実。
子供の貧困は見えにくいために気づくことができず、見過ごされてしまっているのではないでしょうか。
大人たちの気づきが、子供を取り巻く困難な状況を変える、最初の一歩となります。
子供たちが、希望をもって生きていける、未来のために
子供は、「社会の大切な宝」であり、次世代の担い手です。
希望をもって生きていける社会であるためには、
子供の将来がその生まれ育った環境によって
左右されることのないようにすることが重要です。
子供は「生まれてくる環境」を選べません。
「育つ環境」を自分で変えることもできません。
自ら「助けて」と声を上げることも難しい存在です。
子供期の貧困が、大人になってからの所得や就労状況にマイナスの影響を及ぼし、
それが次世代に受け継がれる「貧困の連鎖」と言われる状態を生み出します。
貧困によって子供たちの可能性が狭められることは、
子供自身にとっても、社会にとっても大きな損失です。
子供たちが安心して笑顔で毎日を過ごせるように守ってあげるのは私たち大人の責任です。
今、「こどもの居場所づくり」の取組が広がっています。
こうした中、身近にいる子供たちの力になろうとする、子ども食堂や学習支援、プレーパークなどの
「子供の居場所づくり」の取組が、地域のみなさんのお力で多様な形で広がっています。
「あたり前」の生活を営むことができない子供たちの存在に気づいた地域の方々が、何かできないかという思い
で始まった自発的な活動です。
おいしいご飯を、みんなで楽しくお腹いっぱい食べる。
学ぶことの楽しさを知る。
たくさんの大人や友達とふれあう。
そして、これらの体験を通じ子供たちは「自分はできる」という自信や人生を切り拓く力を身に付け、
大人は、子供たちの笑顔からたくさんの元気をもらいます。
各小学校区に1つの割合(800か所)の居場所づくりをめざして
埼玉県では、子供たちが歩いていける距離にこどもの居場所が
あることが望ましいと考えています。
そこで、県内小学校の数である800か所を目標に掲げ、こどもの居場所が広がるよう、
地域の皆さんの取組を応援しています。
埼玉全域に、支援の輪が広がっています
子供の居場所数
520か所
マップに掲載しています。

埼玉県では、貧困の連鎖解消に向けた社会貢献活動を主体的に行う団体・個人のネットワークである
「こども応援ネットワーク埼玉」を発起人とともに立ち上げ、趣意書に賛同する会員を募集しています。
会員の取組を積極的に発信するほか、会員に有益な情報を提供します。また、支援先に関する情報提供やマッチングを行います。
皆さまのご登録を、お待ちしております。
趣意書に賛同いただき、埼玉県内で下記の1~10の社会貢献活動を
1つ以上実施する団体、個人ならどなたでも登録できます。(活動予定も含む)
- 1
金銭の寄付
- 2
こども食堂等の子供が
安心できる居場所づくり - 3
食材や物資提供のほか、
様々なサービスの提供 - 4
体験活動の機会の提供
- 5
学習支援の機会の提供
- 6
ボランティア活動(企業・事業所、団体の場合は社員や構成員による ボランティア活動)
- 7
親子への支援(就業や家計、子育て、住まいをはじめとする暮らし 全般の相談等のサポート)
- 8
場所やスペースの提供・
フードドライブBOXの設置 - 9
広報・PR活動
- 10
その他の社会貢献活動、公益活動
ネットワーク会員数
846会員