コンセプトは失われた地域コミュニティの再構築です。現在はほぼ使われることがなくなってしまった越谷県営間久里住宅の自治会所を埼玉県住宅課の協力のもと大規模な改修工事を行い、全国初となる子ども食堂の機能を揃えた多世代交流施設として生まれ変わりました。当地区には高齢者も多く住んでおり、高齢者の孤立が懸念されていました。そこで子どもだけの居場所ではなく、年齢・立場に関わらず誰でも参加できる「多世代交流施設」から、今は失われてしまった子どもたちを中心として大人が手をつなぎ輪になって見守るコミュニティが始まることが期待されます。